起業は知識とスキルが必要?身につけるべき知識とスキルとは

会社員として過ごしていても、得られる給料には限界があります。そのため、起業によって会社員という生活から抜け出して、自分の限界に挑戦してみたいと考えている人も多いと思います。しかし、起業にあたって何の準備もしていなければ、数年で起業が失敗に終わる可能性が高いので起業に必要な知識とスキルを身につけることが必要です。

そこで今回は、起業前に身につけるべき知識とスキルについて解説します。

起業には知識とスキルが必要

起業には知識とスキルが必要

会社員として働いていても日本の会社は年功序列制の給料体系であるケースが多いため、頑張ってもすぐには給料に反映されません。また、会社員として働いていても自分の意見が反映されないことに、もどかしい思いを抱いている人も多いのではないでしょうか?

そのため、起業して会社員という生活から抜け出して、「自分の限界に挑戦してみたい」と考えている人も多いと思います。しかし、起業は簡単なものではありません。会社を辞めて起業した場合には安定した収入が保証されなくなるため、起業で成功しなければ安定した生活すらできなくなります。

起業で成功するには、失敗しないための知識やスキルを身につけてから臨んだ方が良いと言えるでしょう。

起業に必要な9つの知識とスキル

起業に必要な9つの知識とスキル

「起業したい」と思っている人は企業自体に制限がないため、誰でも気軽に起業できます。しかし、起業してから数年先まで安定した経営ができているかは、経営者の能力次第です。起業してから試練に乗り切れるかは、経営者に知識とスキルが身についているかどうかにかかっていると言えます。起業に必要な主な知識とスキルは以下の8つです。

  • 起業分野に関する知識
  • マーケティングスキル
  • 会計・経理・決算の知識
  • ITスキル
  • マネジメントスキル
  • マルチタスクスキル
  • 体力・忍耐力・精神力というスキル
  • 法律に関する知識

それぞれの知識とスキルについて詳しく見ていきましょう。

起業分野に関する知識

起業する際はビジネスモデルを考えますが、需要が期待できない・一過的な人気に便乗するビジネスモデルでは、安定した経営が困難です。そのため、起業する際は競合の調査や成功事例・失敗事例などの起業分野に関する下調べをしっかりと行うことが重要です。

ネットで情報を得る方法もありますが、情報の信憑性が低い可能性があるので注意が必要です。商品を手に取ってみる、経営者に話を聞く、セミナーに参加するなど、生の声を聞くことが一番と言えるでしょう。

マーケティングスキル

マーケティングとは、製品などの販売戦略を立てることです。4P(Product:製品、Place:場所、Price:価格、Promotion:販売促進)がマーケティングでよく使われています。

例えば、どんな人に対して、どんなものを、どうやっていくらで売るのか考えることです。これらの4Pを意識して、競合とどうやって向き合っていくのか戦略を練ることが起業では重要と言えるでしょう。

会計・経理・決算の知識

安定した売上を確保できるようになるまでは、退職前に貯めていたお金を資金にしながら事業を運営していくことになります。途中で資金が尽きてしまわないようにするためにも、いくらの資金があっていくらの儲けているかという現状をしっかり把握しておかなくてはなりません。

また、黒字化している会社でも、会計・経理・決算がしっかりと理解できていない場合には黒字倒産する可能性もあります。決算書の作成などは税理士といった専門家に依頼すれば問題ありませんが、起業の際は会計・経理・決算の知識を多少でも身につけておきましょう。

ITスキル

世の中のIT化が益々進んでいるため、ITに関するスキルを身につけておいた方が良いと言えます。ITに関する知識と言っても、難しい専門的なスキルを身につける必要はありません。

パソコンやOfficeなどを不自由なく使える程度であれば、業務効率を格段にアップさせることが可能です。また、ITについて調べる習慣を身につけていれば、人員削減などによる業務効率化も目指せます。ITは時代とともに進化するため、常に新しい情報を取り入れることも起業に重要と言えるでしょう。

マネジメントスキル

マネジメント力とは、事業を拡大させる際に新しく雇用する人たちを適材適所に配置するなどの能力です。起業当初は、数名で起業した場合でも同じ志を持った人たちで事業に取り組んでいますが、事業を拡大する場合は志に違いがある人たちもメンバーに加わります。

そのような状況でも、創業メンバーたちと志を合わせながらともに1つの目標に向かっていく必要があります。長期的な安定した経営を目指すためには、これらのマネジメント力も重要と言えるでしょう。

マルチタスクスキル

起業してからは常にお客さんを対象にビジネスするため、スピード感ある対応が求められます。そのため、1つのことにじっくり取り組むのではなく、複数のことを同時に行うスキルが求められます。

起業1年目でも起業してから何年も事業を続けている起業を相手にビジネスを行うことになります。時間は限られているので事業を早く軌道に乗せるためにも、複数のことを同時に行うスキルは身につけておきましょう。

体力・忍耐力・精神力

起業してからは1日がすぐ終わってしまうため、忙しく過ごしていても耐えられる体力・忍耐力・精神力を鍛えておく必要があります。

特に起業してからは、すぐに利益が得られるわけではなく、借金を背負うことになるなど、精神的な負担が大きく感じる時期もあります。そのような時期も、自分のビジネスモデルに自信があれば、忍耐強く続けることによって状況が好転する可能性があります。起業には、体力・忍耐力・精神力が必要になる時もあるため、それらを備えるように努力しましょう。

法律に関する知識

業務内容によっては法律の影響を受けるため、法律に関する知識を身につけておく必要があります。例えば、化粧品やサプリの販売などを手がけている場合には薬事法、飲食関連を手がけている場合には食品衛生法などです。

また、従業員を雇用する際には労働基準法についても知っておく必要があります。これらの法律は、「知らなかった」という理由で逃げ切れるものではありません。知っている前提で適用されるため、上記だけでなく景品表示法・個人情報保護法など、事業内容に関係のある法律の知識を身につけておきましょう。

まとめ

まとめ

起業には制限がないため、起業したいと思った人は誰でも自由に起業することが可能です。しかし、起業してから数年後も安定した経営を継続しているかどうかは、経営者にかかっていると言えます。

起業で失敗しないためには、起業に必要な知識やスキルを身につけておくことが需要です。マーケティングのスキルやマネジメント力、会計・経理・決算の知識など、数多くの知識やスキルが起業には求められます。安定した経営につなげるためにも、起業前にはしっかりと知識やスキルを身につけておきましょう。

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