起業した人の体験談は重要?体験談から学ぶ起業方法とは

サラリーマンとして日々会社で働いている人の中には、ワーク・ライフ・バランスの充実や収入の増加を求めて起業を検討している人も多いと思います。しかし、起業した人の中には、成功した人ばかりではなく、安定した収入を得られずに起業が失敗に終わった人もいます。このような起業した人たちの体験談はこれからの起業に役立つのでしょうか?

そこで今回は、起業した人の体験談から学ぶ失敗しない起業方法について解説します。

起業した人の体験談は重要?

起業した人の体験談は重要?

サラリーマンとして働き続けても、得られる収入には限界があります。また、仕事と趣味の両立を望んでいても、残業や休日出勤などの理由でなかなかうまくいかず悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

そのため、得られる収入を増やしたい、ワーク・ライフ・バランスを充実させたいといった理由で起業を検討しているサラリーマンも多いと思いますが、起業は簡単ではありません。起業したからと言って、必ず成功することが保証されているわけではなく、起業したものの失敗に終わった人も数多くいます。

起業について全く何も知らないまま起業すると、失敗するリスクが高くなります。リスクを抑えながら起業するには、既に起業した人たちの体験談を通して、起業がどのようなものかしっかりと理解することが重要です。

成功談よりも失敗談の方が重要

起業した人の体験談の中には、成功談もあれば失敗談もあります。成功談は起業にあたってモチベーションを高める上で重要になるほか、成功談を真似することで成功の近道となる可能性があります。

一方、失敗談を多く知っているほど、失敗を防ぐための対策を練ることが可能です。たった1度の失敗でも、その失敗が致命的な失敗であれば起業が失敗に終わる可能性もあります。そのため、これから起業する人にとっては、成功談よりも失敗談を数多く知っておくことが重要と言えるでしょう。

起業で失敗する主な5つのポイント

起業で失敗する主な5つのポイント

起業した人の体験談の中でも、特に失敗談が成功する上で重要と言いましたが、失敗談には何か共通点があるのでしょうか?起業で失敗する人の共通点には以下の5つのポイントが挙げられます。

  • 目的・ビジネスモデルが明確でない
  • 経営に関する知識が身についていない
  • 勢いだけで気軽に起業した
  • 事業資金の準備を疎かにしていた
  • 覚悟や自覚が足りていない

それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。

目的・ビジネスモデルが明確でない

1つ目のポイントは目的・ビジネスモデルが明確でないことです。起業のメリットばかりに目を向けている人は、起業に失敗しやすいと言えます。例えば、起業すれば大儲けできる、自分の時間を有意義に使えるようになるなどです。

しかし、起業して大儲けできるのも自分の時間を有意義に使えるようになるのも、成功した人だけです。とにかく起業することで誰でも成功できると思い込んでいて、目的やビジネスモデルが不明瞭で明確にすることを後回しにしている人は、事業の芯がブレてしまいます。そのような人は、起業しても結果的に失敗に終わりやすい人と言えるでしょう。

経営に関する知識が身についていない

目的やビジネスモデルが明確になっていないことと同様ですが、会社は基本的に数多くの業務を各部署に分けています。例えば、人事部、総務部、経理部、営業部などです。しかし、起業する場合には、最初は従業員を雇う余裕がないため、全ての業務を一人で行わなくてはなりません。

特に、資金管理ができなければ、起業後の事業を安定して継続させるためのガソリンを失うことになります。また、経理の知識がないことが原因で、不正処理による罰則を税務署から受ける可能性もあります。そうなれば、周囲から信用を失うことになるため、経営に関する知識がないことは、起業する上で致命的な欠点と言えるでしょう。

勢いだけで気軽に起業した

起業にはある程度の勢いが必要です。特に新しいビジネスモデルにチャレンジする際には、勢いが功を奏して大きな成功につながる可能性があります。しかし、ひらめきや勢いだけで気軽に起業した場合には、予想外の事態が生じた時に対応できなくなる可能性があるので注意が必要です。

「人材が揃っていて起業できる環境は整っている」と思っていても、リスクの想定や失敗の想定ができていないと、起業は失敗に終わる可能性が高いでしょう。

事業資金の準備を疎かにしていた

サラリーマンとして会社に勤めている場合は継続的に給料を得られますが、会社を辞めて起業した場合は収入源を失うことになります。自分が生活していくための給料は起業後の事業の売上から捻出する必要があります。

「1年程度の資金を確保しておけば十分」と思っている人もいるかもしれませんが、事業が軌道に乗るのが1年とは決まっていません。起業する際には自身の給料の確保だけでなく、仕入れや事務所費用などの事業を継続するための資金確保も必要です。事業資金の準備を疎かにしていると、起業しても短命に終わってしまうでしょう。

覚悟や自覚が足りていない

最後のポイントは覚悟や自覚が足りていないことです。会社のチームの一員として業務に取り組んでいる場合は、問題が生じた時でも一緒に課題解決に取り組んでいきます。しかし、起業して何か業務に問題が生じた時には、全責任を自分が負わなくてはなりません。

軌道に乗るまでまたはトラブルが生じた時には、土日の休みを返上したり残業したりして、課題解決に取り組まなくてはならない場合もあります。起業に対する覚悟や自覚が足りていない人は、「何でここまでする必要があるんだ」というマイナスの感情を抱きやすいため、起業してもすぐに挫折する可能性が高いと言えるでしょう。

起業で成功するための2つのポイント

起業で成功するための2つのポイント

起業した人の体験談の中でも、失敗談から学ぶことは多くあります。既に起業して失敗した経験がある人の中にも、上記の5つのポイントを見て思い当たることがあった人もいると思います。では、起業で成功するためには上記の失敗談をどう活かせばいいのでしょうか?失敗談から学ぶ起業で成功するために必要なポイントは以下の2つです。

  • 事前準備をしっかりと行う
  • 副業感覚で起業する

それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。

事前準備をしっかりと行う

起業体験談の中で多いのは、事業資金が不足して困った、予想外のトラブルが生じて困ったというトラブルです。事業資金が不足して困ったというケースに関しては、起業前に資金をあらかじめ蓄えておく、または資金が必要な時に金融機関から借り入れできるように準備しておくことで解決できます。

また、予想外のトラブルが生じて困ったというケースに関しては、ありとあらゆるケースのトラブルを想定して事前に対策を考えておくことで解決できます。このように、事前準備をしっかりと行うことが事業を速やかに軌道に乗せるために重要と言えるでしょう。

副業感覚で起業する

副業感覚で起業すると言っても、勢いだけの起業ではありません。起業するということは、会社を辞めなければならないと考えている人もいるかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。

例えば、将来的に飲食店を経営したいのであれば、仕事が休みの日に自宅を店にして規模を小さく始めると言う方法があります。そうすれば、会社の収入を得ながら起業できるため、起業に伴うリスクを少しでも抑えられるでしょう。

まとめ

まとめ

誰でも自由に起業することは可能ですが、起業しても必ず成功するとは限りません。起業はリスクを伴うため、これまでに起業した人の成功談や失敗談などの体験談から、起業するということはどのようなもので、どのようなリスクを伴うのかしっかり把握しておくことが重要です。

体験談の中でも、特に失敗談は同じ失敗を未然に防ぐためにも重要な役割を担っています。起業した人の失敗談から事前にどのような対策を練っておけばいいのか、よく考えてから起業しましょう。

Next : »
Prev : «