あなたは大丈夫?将来が不安で仕事が手につかない時の対処法とは

少子高齢化の影響を受けて年金の受給開始年齢が60歳から65歳に引き上げられました。しかし、定年は60歳と無給の期間が5年も続くことから、年金が受給されるまでの期間を再雇用という形で過ごすしかないという現状に、不安を感じている人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、老後の生活など、将来が不安で仕事が手につかない時の対処法について解説していきます。

何に対して不安を抱いているのか明確にする


将来に対する不安で頭がいっぱいになってしまい、仕事に手が付かないという人の場合は、対処法を探すためにも何に対して不安を抱いているのか明確にする必要があります。

主な不安の原因は以下の3つです。
・お金に対する不安
・健康に対する不安
・人間関係に対する不安

それぞれの不安について見ていきましょう。

お金に対する不安

人が生きていくには、とにかくお金が必要です。

例えば、結婚すると結婚式の費用、子供が生まれると養育費や進学費用、家を購入すると住宅ローンの返済費用、両親の介護費用などです。やっとある程度の支出がなくなったとしても、今度は自分たちが定年を迎えた後の老後の費用など、お金の不安は尽きることがありません。お金に対する不安は、得られるお金を増やすか支出を抑えるしか方法がありません。

例えば、収入の多い会社に転職する、本業とは別にクラウドソーシングを始める、資産運用するほか、家賃の見直しなど無駄な支出がないか見直すなどです。うまく得られるお金を増やして支出を抑えることができれば、お金に対する将来の不安が和らいでくると言えるでしょう。

健康に対する不安

お金にある程度の余裕があって、順風満帆な生活を送っていても、急に健康に問題が生じて、働くことができなくなってしまう場合もあります。ある程度の期間は傷病手当金が支給されますが、それでも入院費用などが別途生じてくるため、今までの余裕が一気になくなってしまいます。健康に対する不安は、毎日の食べ物の見直しや運動を適度に取り入れるなどの生活習慣の見直しや健康に問題が生じた場合に備えておく保険の加入や見直しが必要です。

もちろん、費用負担が大きくなってしまう可能性もあるため、万が一に備えて貯蓄しておくなど、お金に対する不安と同様の対策も必要になると言えるでしょう。

人間関係に対する不安

人は、様々な人間関係の中で生活しています。

例えば、働いている場合には、社内での人間関係や取引先との人間関係、友達との人間関係や家族との人間関係などです。全ての人間関係がうまくいっている場合は問題ありませんが、特に仕事では、自分と年齢が離れている人との付き合いも生じるため、人間関係に問題が生じやすいと言えます。人間関係の不安は、お金の不安や健康の不安とは違い、自分が何か努力をすることによって改善できるものではない場合があります。

相手を変えようとすることで、さらに人間関係を悪化させてしまうことにつながる場合もあるため、全てと向き合おうとするのではなく、うまく流すことも身に付ける必要があると言えるでしょう。

仕事の不安に対する対処法とは


お金の不安、健康の不安、人間関係の不安などが色々混ざり合って仕事の不安につながり、仕事に手が付かなくなります。

そのため、仕事の不安に対しては、何が原因で不安が生じているのかしっかりと特定することが重要と言えます。主な対処法は以下の4つです。
・不安を分類して整理する
・優先順位付けを行う
・解消できるものか判断する
・諦めるという選択肢も加える

それぞれの対処法について見ていきましょう。

不安を分類して整理する

不安と一口に言っても、不安の対象は様々であるため、まずはしっかりと何に対して不安を抱いているのかを分類して整理することが重要です。例えば、大きさなどの大小による分類、長期や短期などの時間による分類、お金や人間関係などの性質による分類などです。多くの不安に埋もれてしまっている状態では、何に対してどうすればいいのかが見えなくなりますが、カテゴリーに分けて可視化することによって対処しやすくなるでしょう。

優先順位付けを行う

カテゴリーに分けて可視化しただけでは、何に対して不安を抱いているのかが分かってもどう対処すればいいのか分かりません。そのため、悩みを可視化した後は、どの悩みが最も仕事が手につかない原因になっているのか考えることが重要です。

例えば、職場の人間関係に不安を抱いていて仕事が手につかない場合は、職場の人間関係を対処すべき優先順位の高いものに持ってくるなどです。優先順位付けを行っておくことによって、何からどう対処すればいいかより分かりやすくなるでしょう。

解消できるものか判断する

自分が何に対して不安を抱いているのか、どの不安が最も大きな影響を与えているのかが理解できた後は、その不安が対処することで解消できるものかどうか判断することが重要です。

例えば、給与などお金に不安を抱いていて仕事が手につかない場合は、お金の悩みの見出しでも触れたように、得られるお金を増やして支出を減らすといった対処を行うことで、ある程度は不安を和らげることができます。

しかし、経営状況が悪いわけでもないのに、「会社が倒産するかもしれない」と不安を抱くことは解消できる不安ではないため、抱くだけ無駄な不安と言えます。解消できない不安なのかどうかを分類することによって、対処する必要がある不安なのかどうか分かりやすくなるでしょう。

諦めるという選択肢も加える

解消できる不安なのかどうか判断した後は、分類した不安に1つ1つ対処していきます。しかし、先ほどのような解消できない不安の場合にはどうすればいいのでしょうか?

例えば、職場の人間関係に不安を抱いている人の場合は、人間関係を良くしようとするほど自分らしさを失ってしまう場合があります。相手を変えようとしても変わるものではないため、全てと向き合おうとするのではなく諦めることも重要です。「そんな人もいるけど、全員がそんな人ではないからいいか」「かわいそうな人」と不安と向き合うことを諦めると、心の余裕が生まれてくるでしょう。

将来の不安は変えることができる


将来の不安は、自分に自信がないことから生まれている場合があります。例えば、「仕事でクビになるかもしれない」などです。これらの不安に対しては、仕事に対する知識を身に付ける、スケジューリングをしっかりと行う、仕事に関係する資格を身に付けるなど、前向きな努力をすることによって不安を取り除くことができます。

また、「地震が起きるかもしれない」といったような不安に対しても、地震保険に加入しておくほか、避難セットなどを準備しておくと不安を抑えることができます。将来の不安は、自らの手によって変えることができるため、まずは何に対して不安を抱いているのかしっかりと把握しながら1つ1つ対処していきましょう。

まとめ


人は、様々な不安を抱くことによって、自分らしさを失ってしまう場合があります。しかし、不安と一口に言っても、お金、健康、人間関係など、不安が生じる原因は様々であるため、それぞれの不安に適した対処法が必要です。

まずは、自分が何に対して不安を抱いているのかを明確にして、カテゴリー分けや優先順位付けなどを行うなど、1つ1つ対処しやすい状況にしていきます。不安の中には、解消できないものもあるため、そのような場合には諦めるなど、不安と向き合わないという選択肢も取り入れつつ、不安に左右されない自分を身に付けましょう。

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