何かを始めてみたもののうまくいかなくて、落ち込んだり悩んだりしたという人も多いのではないでしょうか?
こんな時でも諦めないでセルフイメージを高めることができれば、自分の人生を大きく変えることができます。
そこで今回は、セルフイメージとは何なのか、セルフイメージを高める方法について詳しく解説していきます。
Contents
セルフイメージとは
あなたは自分にどのような印象を抱いていますか?
「私は負けず嫌いだよ」「僕は短気だよ」「私は三日坊主だよ」など様々な自分の印象が思い浮かんだ人もいることでしょう。
つまり、セルフイメージとは、自分にどんな印象を抱いているかです。
セルフイメージの詳細を見ていきましょう。
自分に対する認識
セルフイメージとは、先ほども触れたように自分にどんな印象を抱いているかです。
しかし、抱いている印象を口に出して説明するように求めても、全てを説明可能な人はいません。
セルフイメージは「私はこんな子だよ」と言葉で説明可能な部分と「私ってそうなの?」と周りに言われて気づくような潜在的な部分があります。
全体を100%とすると、認識可能な部分は10%程度で、潜在的な部分は残りの90%程度です。
その潜在的な部分を知ることが本当の自分を知る上で重要になると言えるでしょう。
セルフイメージは人によって異なる
「私は負けず嫌いだよ」「僕は努力家だよ」という印象はセルフイメージが高く、「私は三日坊主だよ」「僕は短気だよ」という印象はセルフイメージが低い典型的なパターンと言えるでしょう。
これらの印象の高低は置かれた状況によって違ってきます。
何かに失敗した時に「やっても無駄だしやらなくていい」「また暇な時にやる」などと、言い訳するのはセルフイメージが低い典型的なパターンです。
「失敗したのが悔しいから原因を追究して再チャレンジする」「くよくよしたって駄目だ。次頑張るぞ」などと、前向きに考えるのはセルフイメージが高い典型的なパターンと言えるでしょう。
また、何かに成功した時に「みんなも僕の真似さえすれば成功するよ」などと、威張るのはセルフイメージが低い典型的なパターンです。
逆に「今回頑張れたらから次も頑張れるぞ」「みんなに支えて貰ったから成功できた。ありがとう」などと、前向きに捉えたり感謝したりするのはセルフイメージが高い典型的なパターンと言えるでしょう。
人によっては、場面によってセルフイメージが高くなったり低くなったりする人もいます。
場面ごとによる違いを考慮しながら自身を探ってみることが重要です。
セルフイメージの作られ方
セルフイメージは、人生を通して見てきたものや聞いてきたものなど、本人の経験や体験を反映しているのが一般的です。
例えば、告白に成功し続けている人には、「僕はイケメンだ」とプラスのセルフイメージが出来上がっていると言えます。
しかし、逆に振られ続けている人には「私はブサイクだ」とマイナスのセルフイメージが出来上がっていると言えます。
意識していなくても経験や体験を通して無意識にセルフイメージが形成されていくものと言えるでしょう。
セルフイメージの領域
セルフイメージには、「勉強ができない」といった能力レベルのものあれば、「自分はいてもいなくてもいい存在だ」といった存在レベルのものもあります。
能力レベルのセルフイメージが低い場合は、不足する能力を補うことでセルフイメージを高くできます。
しかし、存在レベルのセルフイメージが低い場合は、不足を補うというものではないため、アプローチが難しくなると言えるでしょう。
セルフイメージを高める方法6選
セルフイメージを高めるということは、考え方がポジティブになるため、いい流れが入ってきやすくなります。
では、どうやってセルフイメージを高めればいいのでしょうか?
セルフイメージを高める方法は以下の6つです。
- やりきる習慣を身に着ける
- ポジティブな人の真似をする
- なりたい自分をイメージする
- 実績を書き出してみる
- 感謝を書き出してみる
- 自己暗示を行ってみる
それぞれの方法について見ていきましょう。
やりきる習慣を身に着ける
セルフイメージが低い人は、諦め癖が付いていることが多いという特徴があるため、まずは何でもいいのでやりきる習慣を身に着けるということが大切です。
例えば、学生の場合は1日に単語を〇個覚える、勉強を1日に〇ページは終わらせるなど、まずは1か月続けます。
そうすると、達成感が得られるだけでなく結果も伴うため、セルフイメージを高めることに関連付けられるでしょう。
ポジティブな人の真似をする
「ネガティブな発想をする人の近くにいるな」という言葉を聞くことがあると思いますが、ネガティブな発想をする人の近くにいると、その考え方が移ってしまい、セルフイメージが低くなるケースがあります。
逆にポジティブな発想をする人の近くにいれば、その考え方が移るため、セルフイメージを高くすることに関連付けられるでしょう。
なりたい自分をイメージする
好きな俳優さんやスポーツ選手がいる場合には、その人になりきるのもセルフイメージを高めることが可能です。
例えば、
「僕の憧れているあのスポーツ選手ならこう振舞うはず」
「私の好きなあの俳優さんならこう答えるはず」
と行動を定着化させていくと、良いセルフイメージが身に付きやすくなるでしょう。
実績を書き出してみる
存在レベルのセルフイメージが低くなっている場合には、セルフイメージを高めることに時間がかかってしまう場合があります。
そんな場合には、まず自分に自信を取り戻すことができるような内容を思い出してみることが重要です。
例えば、「○○という資格試験に合格した」「小学校の時にテストで100点を取った」など、自分に自信が持てることを次々と紙に書き出します。
そうすることによって失われていた自信を取り戻すことができるため、「もう一度頑張ってみよう」とセルフイメージを高めることに関連付けられるでしょう。
感謝を書き出してみる
感謝の気持ちは人の幸福感とつながっているため、感謝の気持ちを書き出すこともセルフイメージを高めることに関連付けられます。
「そうそう毎日感謝なんてしないけど…」と思っている人もいるかもしれませんが、仕事があって毎日おいしいご飯が食べられるだけでも十分感謝できる状況です。
恵まれている環境が当たり前になりつつある現代では、感謝の気持ちが薄れつつあります。
些細なことでも感謝して、それを紙に書き出すことを続けることが大切です。
自己暗示を行ってみる
自己暗示とは、鏡に向かって「自分はできる」と繰り返しつぶやきながらセルフイメージを高めていくという方法です。
しかし、実態が伴っていない状態では、自己暗示を積極的に行っても効果がないので、注意しなければなりません。
上記の5つの方法を実践した上で、自己暗示を並行しながら行うことで、セルフイメージを高めることに関連付けられるでしょう。
まとめ
セルフイメージを高めるには、まず自分がどのようなセルフイメージを抱いているのかを知ることが重要です。
その上で、セルフイメージが低い部分が見られた場合には、上記のセルフイメージを高める方法を実践していきます。
しかし、潜在的にセルフイメージが低い部分に関してはアプローチの効果が現れるまでに時間がかかります。
セルフイメージを高くするには時間がかかるものと割り切り、根気よく継続していきましょう。
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