何事に対しても強い劣等感を持ってしまう人がいます。
劣等感を感じてしまう自分に、悩んでしまい、さらに強い劣等感を感じてしまっていませんか?
私は何もできない、どうせ私には無理だ、などと悲観的になってしまうことで、自分の可能性を小さくしてしまっていることに気付いているでしょうか?劣等感を持っていることを悲観的にとらえる必要はないのです。
自分の劣等感と上手に向き合うことで、劣等感はあなたの成功のもととなるでしょう。まずは、強い劣等感を克服する方法をチェックしていきましょう!
Contents
1.3種類の劣等感!あなたはどれに当てはまる?
劣等感とは、自分が他人よりも劣っていると思う感情のことです。劣等感を抱いていることで、自分を卑下するような発言や行動が多くなり、周囲から悲観的な人であると判断されてしまうでしょう。劣等感が言動や行動に表れてしまうことで周囲からの印象もマイナスのイメージを持たれることで、更に自分を悲観的に見てしまう、という悪循環から抜け出せなくなってしまいます。
劣等感を少しでも軽くするためには、ご自身の言動や行動、特徴について知っておくことが大切です。
劣等感を抱いている人の特徴は大きく3つに分類することができ、それぞれの特徴があるのでチェックしてみましょう。
(1)自慢が多い劣等感
周囲によく自分の自慢話をしてしまっていませんか?
自慢話をする人は、他人よりも自分が優れている、と実際に感じている人もいますが、劣等感を抱いていることによって自慢話をしてしまう人もいます。
学歴において劣等感を感じている人が、自分の金銭面の余裕を自慢したり、私生活で楽しいことがないという劣等感を感じている人が仕事で評価されていることを自慢したり、自分の劣等感を隠すために優越感をアピールできる部分を自慢する、という行動をとってしまうのです。自慢話をする人の多くは、自分自身に何かしらの劣等感を感じていることが多い、ということを理解しておきましょう。
(2)攻撃性のある劣等感
自分が劣等感を持っているジャンルで、評価されている他人に対しての嫉妬が大きくなってしまうことから、発言や言動が批判的、攻撃的になってしまうタイプの劣等感です。成功している人に対して「絶対に不正をしている」など批判的な視点での発言が多くなります。
攻撃的な劣等感を感じてしまうと、他人にたいしての発言が暴力的になってしまったりするだけでなく、結果として社会全体に「この社会のせいで自分が上手くいかない人生になってしまった」などという感情を抱いてしまうようになり、犯罪に繋がってしまう可能性もあるので、注意が必要な劣等感の種類です。
(3)不幸を知ってほしい劣等感
劣等感を感じている部分を他人にアピールすることで、同情してほしい、または他人に話せるくらいの内容なので全然気にしていない、というアピールをするタイプの劣等感です。
しかし、不幸な話を聞くと人間は不快感を抱いてしまいます。劣等感を抱いたことによって不幸な話ばかりを周囲にしてしまうと、不幸話を聞かされた周囲の人間はあなたを避けるようになってしまう、さらに劣等感が強まってしまうかもしれません。
このように、劣等感には3つの種類がありますが、当てはまるものはありましたか?
自分が抱いている劣等感の種類と特徴を理解しておくことが、強い劣等感を軽減するため第一歩です。
2.劣等感は克服できる!
強い劣等感を抱いてしまって、自分のことを悲観的に見ていると、これまで劣等感を抱いていなかった部分に対してもネガティブに考えてしまう悪循環から抜け出せなくなってしまう気がしますよね。
しかし、劣等感は誰しもが抱く感情です。あなたが目標にしていたり、憧れたりする相手であっても、少なからず劣等感を抱く時は
あるのです。ただ、自分の劣等感が強いことによって、自分だけが劣っているように感じてしまっていませんか?
強い劣等感を抱くことは決して悪いことではありません。自分の劣等感の特徴を知って、上手に向き合うことで、劣等感を強みに変えることができます。つまり、劣等感は克服することができるのです。
3.劣等感は悪いものだけではない!良い劣等感ってなに?
劣等感と聞くと、マイナスのイメージを持ってしまいますよね。
しかし、劣等感を肯定的に捉える考え方もあります。20世紀初期の心理学者アドラーは、劣等感があるからこそ『頑張ろう』という気持ちを持つことができる、という考え方を提唱していました。ただ周囲の人と比較して、自分が劣っている部分を悲観的に見るだけでは、劣等感はマイナスの存在になってしまいます。
しかし、劣等感を抱くことで、もっと頑張ろう!と感じてそれに伴う努力をすることができれば劣等感は自分にとってマイナスな存在ではなくなるでしょう。自分を変えるための努力をする原動力として劣等感をとらえることができれば、あなたにとって劣等感はプラスの感情になります。
4.強い劣等感をプラスの感情に変えるために
(1)強い劣等感の原因を理解する
あなたが強い劣等感を感じている根本的な原因は何なのでしょうか?劣等感が強い場合、根本的な原因を忘れて、自分自身全体に対して悲観的に感じてしまうようになってしまいます。
しかし、強い劣等感を持った原因があるはずです。
・収入が低い
・他人と学歴を比較してしまう
・仕事ができないと言われる
・体型にコンプレックスがある
などの原因にたどり着くでしょう。
(2)劣等感の原因から解決策を導き出す
根本的な劣等感を抱いてしまう原因を知ることができたら、『収入が低いから、趣味にお金を使うことができない、自由がない』というように考えてしまう場合、あなたの本心は『趣味を十分に楽しみたい、お金を気にせず自由な時間がほしい』という気持ちがあるのかもしれません。
劣等感を抱いた根本的な理由は、何かしらの願望の裏返しです。
自分の願望が何なのかを明確にすることができたら、今できる解決策を考えましょう。
収入が少なく自分がしたいことができない、と考えている場合は
・より給与が良い会社に転職する
・副業を開始してお金をためる
・趣味に関連する仕事を探す
などの行動をすることができます。
(3)劣等感をモチベーションに行動する
強い劣等感を解消するためにこれからできる行動を考えたら、出来る限り実行するようにしましょう。
しかし、『どうせ自分には実現できない』という気持ちで実行してもなかなか成功しません。
劣等感を抱いている原因を糧に、『もっと稼いで自分の趣味のための時間を作るんだ!』というような考え方をするように心掛けましょう。
劣等感を抱いている原因を知り解決するための行動をとることで、あなたの強い劣等感は行動するための力に変わります。行動によって目標を達成すると、あなたの劣等感は無くなり、自分を変えることができた達成感で満ち溢れることでしょう。
5.強い劣等感を持つことが成功のための秘訣
ここまでご紹介した通り、強い劣等感は決してマイナスな感情だけではありません。
強い劣等感を抱いてしまう人は、周囲と比べてしまいがちなだけでなく、負けず嫌いで自分の可能性を信じている人、という解釈をすることもできます。強い劣等感を抱いていることで【もっとこうなりたい!】という気持ちをもち劣等感を克服するための行動をとることができれば、あなたの思うような成功に繋がる原動力になります。
反対に、劣等感や、悔しい気持ちがない場合は成功するための努力を十分にすることができないかもしれません。
まとめ
今回は強い劣等感を克服するための方法をご紹介しました。あなたにとって、強い劣等感は決してマイナスの感情ではありません。劣等感の原因を知った上で、原因を解決するための行動をとることができると、強い劣等感を解消することもできます。
また、劣等感の原因を解決するための行動が達成できなくても、『やっぱり自分には無理だ』と悲観的に考える必要はありません。劣等感を克服するための行動とったあなたの行動力は素晴らしいものです。自分自身をほめてあげることを忘れずに、劣等感を成功のため原動力として捉えることができた時点で、あなたの劣等感はプラスに変わり、軽減されることでしょう。
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