日々仕事に追われていると疲れも貯まってきてマイナス思考になるなど、プラスに物事を捉えることができなくなっている人も多いのではないでしょうか?
しかし、そんな時こそ気持ちに油断が生じていて、大きな失敗につながる可能性もあるので注意が必要です。
そこで今回は、仕事で自分を高めることによるメリットと、自分を高めていく方法について詳しく解説していきます。
Contents
自分を高めることのメリットとは
日々仕事に追われていて、ただ出された仕事をこなすことに必死になっている人は、自分を高めることができているとは言えません。
そのような人の場合には、こなすことができない仕事が出た時には、挫折してしまいやすいと言えるでしょう。
自分を高めるということは、仕事に追われながらも、今まで自分が知らなかった知識を身に着けることやこれまで気づくことができなかったことに気づくことです。
そうすることで、今までできなかったことができるようになります。
自分を高めることによって仕事の柔軟性が高くなるほか、心の余裕が生まれるため、よりパフォーマンスを高めることにつなげられるでしょう。
自分を高めるには考え方の根本を変えることが重要
自分を高めると一口に言っても、そんなに簡単ではありません。
例えば、ネガティブな人が明日からポジティブになろうと言っても、ネガティブな思考は根付いてしまっているため、ポジティブになるには時間がかかります。
このように、自分を高めるためには自分の考え方などの「根本」の部分を変えていく必要があります。
そのため、時間はかかるものの自分を高めるための方法を毎日継続して実践していくことが重要です。
では、具体的にどのような方法を毎日継続して実践すればいいのでしょうか?
自分を高める方法とは
自分を高めるには、以下の5つを毎日継続し、2つの注意点を意識しながら実践することが重要です。
- 言い訳をしない
- シンプルに考える
- 常にアンテナを張る
- ピンチをチャンスと捉える
- 切磋琢磨できる相手と過ごす
それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。
言い訳をしない
例えば、仕事で失敗した時に「○○のせいで、失敗しました」など、言い訳から入る人は、自分を高めることができない人と言えます。
言い訳は自分が悪くないと正当化するために行うもので、失敗した以上は自分のミスであることを受け止めなければなりません。
自分を高めるためには、失敗を認めないのではなく、まずは失敗を認めて「どうして今回は失敗したのかな?」と原因をしっかりと解明して次につなげることです。
「後でやろうと思っていました」という言葉をよく口にする人がいますが、それを口にしたところで何の解決にもなりません。
優先順位を間違っていなかったか自分を見直すようにしましょう。
シンプルに考える
人は一人で生活しているわけではなく、社会というグループに属しながら生活しています。
社会に属していると、世の中のしがらみや煩わしさに巻き込まれるなど、心が重くなる日もありますが、自分を高めることができていない人は、この流れに振り回されてしまいます。
自分を高めることができる人とは、とにかくシンプルに考えてシンプルに行動する人です。
周りに関係なく、「自分がやるべきことをしっかりやれているか」に照準を合わすことで、周囲の影響をあまり受けずに、自分らしさを維持できるようになるでしょう。
常にアンテナを張る
歩くのをやめると前に進まないのと同じで、何かを得ようとする前向きな気持ちを失ってしまうと、自分を高めることができなくなってしまいます。
「自分の時代はそうだった!」などと、頑なに意見を変えない人もいますが、その考え方は一昔前には当たり前でも、今は違う考え方が主流になっている場合があります。
日々成長していくためにも、世の中の動きを敏感に捉えながら多種多様な考え方を自分の中に取り入れていくことが、自分を高めるためには必要と言えるでしょう。
ピンチをチャンスと捉える
仕事などで大きな失敗が生じた場合には、それをピンチと捉えるかチャンスと捉えるかで、その後の歩む道が異なってきます。
ピンチと捉えてしまうと、次の一手がなかなか思い浮かばなくなってしまい、逃げの姿勢や被害を最小限に抑えるための方法しか思い浮かばなくなります。
しかし、チャンスと捉えることができれば、視野を広く持つことができるようになるため、ピンチを乗り越える策が思い付きやすくなるほか、ピンチを乗り越えることができた時は同じピンチを簡単に捉えられるようになるでしょう。
切磋琢磨できる相手と過ごす
自分を高めるためには、一緒に過ごす相手も重要です。
マイナス思考でいつも言い訳ばかりしている相手の近くにいると、自分にもその考え方が浸透してきます。
逆に、ポジティブで自分を高めることに必死になっている相手の近くにいると、自分もその気持ちになるほか、模範例が身近にいることで、意識を改善しやすくなるでしょう。
自分を高める際の注意点
上記で説明したような内容を毎日継続して実践していると、意識しなくても自分を高める習慣が身についてきます。
しかし、自分を高める際には、以下の2点に注意が必要です。
- 決して焦らない
- 他人と比較しない
それぞれの注意点について見ていきましょう。
決して焦らない
毎日継続して自分を高めるためのトレーニングを行っているからといって、すぐに自分が高まるわけではありません。
特に、心理的な部分に関しては、生まれてからの期間が長ければ長いほど定着してしまっているため、改善していくには時間がかかる場合があります。
もし、自分を高めることを意識している最中にピンチを迎えたとして、対応できなかったとしても、それをマイナスに捉えるのではなく、自分に何が足りていないのか再確認するなど、常に前向きの姿勢を心がけることが重要です。
自分を高めることを続けているのであれば、確実に日々少しずつ変化しています。
焦らずに自分の成長と付き合っていくようにしましょう。
他人と比較しない
自分を高めるために重要なのは、他人と比較しないことです。
他人と比較すると、比較した相手によっては劣等感から自分が高まっていないと感じ、焦ってしまう場合があります。
また、比較した相手より自分の方が勝っていると感じた時には、自分を高めることをやめてしまうことにつながる可能性もあります。
自分を高めるということは、あくまでも「過去の自分と比較してどう変化したか」が重要であるため、他人と比較するのではなく自分と向き合うことを忘れないようにしましょう。
まとめ
同じ仕事を行っていても、自分を高めることができている人は、物事を効率良く行うことができるだけでなく、何でもプラスに捉えられるため、次のやる気に変えることができます。
しかし、自分を高めることができていない人は、物事の効率が悪くなって失敗が増えるほか、失敗を人のせいにするなど、どんどん悪循環に陥ってしまいます。
大切なことは、他人と比較して自分がどうなのかということではなく、自分を高めることで過去の自分からどのように変わったのかということです。
心理的な部分に関しては、自分を高めるのに時間がかかる場合がありますが、焦らずゆっくりと高めていきましょう。
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