色々な失敗を繰り返していくうちに、少しずつ自分に自信が持てなくなってきて、「次も同じ失敗をしてしまう」と不安に感じている人も多いのではないでしょうか?
このような状態に陥っている場合には、少しずつ自信を取り戻していく必要があります。
そこで今回は、もっと自分に自信を持ちたい人に対して、どのように取り組むことで自信を持てるようになるのかについて詳しく解説していきます。
Contents
自信がないことによるデメリット
自信がない人には以下のような特徴があります。
- チャレンジする気持ちを失っている
- 常に失敗することを想定している
- マイナス思考で社会性を失ってしまう
自信がない人はチャレンジする気持ちを失っている人が多いため、せっかくのチャンスが巡ってきていても、それを逃してしまいます。
また、成功するためにどうすればいいか考えるよりも、失敗した後のことを想定して行動を起こしているため、成功よりも失敗する可能性が高くなります。
マイナスに物事を考えてしまうことが普通になっていて、社会性を失ってしまい、結果的に孤立してしまうなど、自信がないということは負の連鎖を生みやすいと言えるでしょう。
自信があることによるメリット
自信がある人には以下のような特徴があります。
- 常にチャレンジ精神を抱いている
- 成功するためにはどうするかを考えている
- プラス思考で周囲から頼りにされている
自分に自信がある人はチャレンジ精神旺盛で、失敗することを恐れていないため、限られた数少ないチャンスをものにすることができます。
また、失敗しないためにどうすればいいかを考えてできる限りの努力を行うため、成功する可能性が高くなります。
プラスに物事を考えることが普通になっていて、周囲から信頼されるようになるほか、良い出会いに恵まれるなど、自信があるということはどんどん良い連鎖を生みやすいと言えるでしょう。
自信を持つための方法とは
自信を持つことができなくなった人は、何らかの失敗経験など、自信を持つことができなくなった原因やきっかけがあります。
まずは原因やきっかけが何なのかを特定してから、それぞれの原因やきっかけに合わせて自信を持てるように対策を練っていくことが重要です。
自信を持つための方法には以下のようなものがあります。
- できたという実績を増やしていく
- 目標を高く設定しないようにする
- 他人と比較しないようにする
- 心に響く言葉に触れる機会を増やす
- 周りの人間関係を一度確認する
- 自分の成功体験を振り返ってみる
それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。
できたという実績を増やしていく
自信がない人は、過去に大きな失敗をしたことがトラウマになっているほか、失敗を重ねていくうちに自信を失ってしまっている場合があります。
そのため、自信を持てるようにするためには、過去に大きな失敗をしたことや失敗を重ねたことを忘れるほどの成功体験を増やしていくことが重要です。
成功体験であれば内容は問いません。
ちょっとした成功体験でもいいので、その成功体験を紙に書き出しているうちに、実績が積み重なってくるため、自信が持てるようになってくるでしょう。
目標を高く設定しないようにする
目標は高く設定することで、目標を達成することに対するモチベーションを高めることができますが、失敗した時の精神的な影響が大きいと言えます。
まずは失った自信を取り戻すために、成功した時の喜びを思い出すことを優先することが重要です。
上記でも触れたように成功体験を数多く経験することで自信を取り戻すことができます。
目標は高く設定するのではなく、あえて低く設定することで少しでも成功体験の数を増やしていくことによって「自分はできる」という自信を取り戻すことができるようになるでしょう。
他人と比較しないようにする
自信を持てなくなる人の中には、他人と比べてしまうことに原因がある人もいます。
十分に目標を達成するための努力をしているにも関わらず、
「あの人と比較するとまだまだ努力が足りない」
「その人は成功したのに」
と比べることで自信を失ってしまいます。
これらは真面目な人に多い傾向がありますが、他人と比べるのではなく、自分の中で十分な努力を行ったかどうかに意識を向けることが重要です。
自分に厳しくなり過ぎないように、気持ちに多少の余裕を持つことも自信を持つために必要と言えるでしょう。
心に響く言葉に触れる機会を増やす
尊敬する俳優やスポーツ選手の発言は、自信を失っていたとしても胸にスッと入り込んでいきます。
これらの発言は、自信を失った人が自信を取り戻していくにあたって必要な心のサプリと言えます。
成功体験を多く経験している俳優やスポーツ選手の心に響く発言に多く触れ、その発言を自分がしているかのように自己暗示をかけていくことも自信を高める方法の1つと言えるでしょう。
周りの人間関係を一度確認する
自分は何も変わっていないつもりでも、周りの人間関係によって自信を失っている場合があります。
例えば、マイナス思考の友人や知り合いが周りに多い場合には、自分が意識していなくても、マイナス思考が自分の中にも芽生えることがあるので注意が必要です。
また、能力の高い友人や知り合いが周りに多い場合には、周りに対して劣等感を抱くことで、自信を失うことにもつながります。
自信を高めるには、一度周りにいる人たちがどのような人たちなのかを確認し、どのように付き合っていくべきなのかを考えることが重要です。
マイナス思考の人が身近にいる場合は、距離を置いてプラス思考の人の近くにいるようにする、能力の高い人が身近にいる場合は、自分と比べるのではなく良い影響を受けながらもたまには視線を逸らすなど、うまく向き合うことが重要と言えるでしょう。
自分の成功体験を振り返ってみる
赤ちゃんは、誰にも話し方や歩き方などを教わっていないにも関わらず、チャレンジして、失敗しながら1つ1つ学んでいきます。
この赤ちゃんの根本部分にあるのは成功体験です。
「成功したことがうれしい」
「成功したことを褒められたのがうれしい」
という様々な成功体験が次の意欲を生み出して新たなチャレンジの1歩を踏み出させています。
年を重ねるにつれて、できて当たり前という考え方になってしまい、できないことに対するプレッシャーから自信を失ってしまいます。
そこで、もう一度小さい頃の考え方に戻って、どんなことを自分は成功させてきたのか振り返ることが重要です。
例えば、「一輪車に乗れた」「九九が全部言えた」といったようなものでも問題ありません。
小さい頃の成功体験を書き出していくことによって「自分もやればできる」という気持ちになるため、自身を高めることにつなげられるでしょう。
まとめ
小さい頃は失敗を通して数多くのことを学びますが、年を重ねるにつれ、失敗しないことが当たり前という考え方になってしまいます。
そのため、失敗した時の影響が大きく、自信を失ってしまう人も増えていると言えるでしょう。
何らかの失敗によって一度自信を失っても、考え方1つで自信を取り戻すことができます。
自信を高める方法には色々ありますが、自信を失った原因やきっかけが何かを調べてから対策を練っていくようにしましょう。
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