「やらなければならないことが山積みなのにやる気が出ない」「重い腰を上げて始めたのはいいものの集中力が続かない」という悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?
やらなきゃいけないのは分かっていても、モチベーションを維持するのは難しいですよね。
そこで今回は、やる気が起きずに困っている人でも簡単にモチベーションを高める方法について解説していきます。
Contents
モチベーションが上がらない理由を考える
モチベーションが上がらない理由は、人それぞれです。
例えば、友達とケンカしてイライラしていて集中できない、学校の宿題の量が多すぎて手を付ける気になれない、失敗を恐れて最初の一歩をなかなか踏み出せずにいるなどの理由が挙げられます。
しかし、これらのモチベーションが上がらなくなった状況を考えてみると、必ずきっかけや原因があります。
これらのきっかけや原因が何なのかを特定することが、モチベーションを高めるための大切な一歩と言えるでしょう。
モチベーションを高めるための方法とは
モチベーションを上げるためには、モチベーションが上がらなくなったきっかけや原因を特定することが大切な一歩と言いました。
しかし、モチベーションを高めるには原因をただ特定するのではなく、特定後はそれらの原因やきっかけに対して、どのようなアプローチを行うのか決めていくことが重要です。
モチベーションを高めるための主な方法は以下の通りです。
- 物の見方や視線を変えてみる
- 心にたまっているものを書き出してみる
- 自分が周りに誇れるものを思い出してみる
- 頑張ったご褒美を準備してみる
- まずは小さなことから始めてみる
それぞれのモチベーションを高める方法について詳しく見ていきましょう。
物の見方や視線を変えてみる
例えば、1か月で単語を1,000個覚えるという課題が出されたとします。
モチベーションが下がっていると、単語1,000個という膨大な単語に意識が集中しやすくなるなど、マイナス思考になりやすいので注意が必要です。
「単語1,000個」という見方ももちろん正解ですが、それは1か月を基準にした量であり、1日量に換算し直すと「単語33個」という見方になります。
覚えなければならない単語数は変わっていないにも関わらず、見方を変えるだけで負担が軽減されたように感じます。
課題を細分化することによって、捉え方が大きく異なるため、モチベーションが高まりやすくなると言えるでしょう。
また、同じような内容にずっと取り組んでいると、だんだん飽きてきて、モチベーションが下がってくる場合があります。
このような場合でも、取り組んでいる内容を変えずに、作業環境を変えることで、全く違う内容に取り組んでいるように感じられます。
上手に物の見方や視線を変えることによってモチベーションを高めるようにしましょう。
心にたまっているものを書き出してみる
何らかの悩みや怒り、ストレスなどがきっかけでモチベーションが下がってしまっている場合があります。
そのような場合には、いくら頑張ってモチベーションを高めようとしても、きっかけを思い出してモチベーションが下がるため、まずはきっかけを取り除きます。
きっかけを取り除くには、まずは心にたまっているものを全て紙に書き出すという方法が最適です。
例えば、「会社で作業効率の悪い後輩のせいで、全く関係なく一緒に怒られ損をしている」「頑張っていても適正な評価をしてもらえていない」などです。
これらを書き出していくと、自分のモチベーションが上がらない理由が何なのかを可視化できます。
可視化されたものに対して、どのように対策すれば改善できるのかも書き加えていくと、モチベーションを下げている要因に対する改善策も明確になるでしょう。
自分が周りに誇れるものを思い出してみる
モチベーションが下がっている原因の1つとして自信を無くしていることが考えられます。
失敗を繰り返していくうちに、「どうせやったって同じ失敗を繰り返すから無駄だ」など、行動する前に諦めてしまうようになります。
人間の脳は、成功体験よりも失敗体験、うれしかったことよりも悲しかったことの方が強く印象に残っているのが特徴です。
そのため、このように自信を失ってしまっている場合には、自分が周りに誇れるものを思い出してみることが重要です。
例えば、「学校のテストで100点を取った」「高校生の時に皆勤賞をもらった」といった成功体験を次々紙に書き出します。
当たり前のことではあっても「寝坊せずに毎日〇時に起きている」「歯を毎日3回磨いている」なども途切れず続けられている誇れるものです。
これらを1つ1つ書き出していくことによって「こんなこともできていたのだから何でもできる」と自信を取り戻すことで、モチベーションを高めることができるでしょう。
頑張ったご褒美を準備してみる
モチベーションを効率良く上げる方法の1つとして頑張ったご褒美を準備してみるという方法があります。
例えば、「1週間頑張ったらステーキを食べに行く」「1年間頑張ったら温泉旅行に行く」といったように定期的にご褒美を準備します。
ご褒美を準備すると言っても、ご褒美があるということが意識されるような状況を作るとさらにモチベーションを高めることが可能です。
例えば、手帳などにご褒美の内容を書いて1日が終わるたびにバツ印を付けていくなどです。
ご褒美がより現実的なものとして感じられるため、さらにモチベーションを高めることができるでしょう。
まずは小さなことから始めてみる
例えば、モチベーションが低い人でも単語を1日に10個覚えるという目標を立ててみたとします。
1日10個という量は極端に時間がかかることではないため、楽に取り組むことができますが、1か月、1年と経過するとどうなるでしょうか?
1か月後には300個、1年後には3,650個の単語を覚えていることになります。
肝心なのは単語を覚えることが重要なのではなく、まずは小さなことから始めて、途中で投げ出さないということが重要です。
モチベーションが低い人は、「どうせやったって無駄だからいいや」と何かと理由をつけてせっかく今まで取り組んできたことがあっても、何の躊躇いもなく途中で投げ出すことが平気になっていると言えます。
そのため、無理のない範囲で続けていくことで継続する習慣を身に着けるほか、成功体験を通して「自分もやればできる」とさらに自信を取り戻すことができます。
結果的にそれらの成功体験を通してモチベーションを高めることができるでしょう。
まとめ
モチベーションが低いままだと、作業効率が落ちてしまうため、あまりいい状態であるとは言えません。
モチベーションが低いことに何か原因やきっかけがある場合は、まずはそれらを特定して解決策を練ることが重要です。
例えば、失敗を通して自信を失っている場合には、今までの成功体験を紙に書き出して自信を取り戻すなどです。
疲労がたまっていることが原因の場合には、思い切って休んでみるなど、モチベーションを高めるための自分に合った方法を色々と考えてみましましょう。
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