起業に必要な知識って何がある?起業に必要な4つのポイントとは

会社に勤めている人の中には、「やりたいことが見つかったので起業したい」「会社勤めだと得られる収入に限界があるので起業したい」など、起業の1歩を踏み出そうとしている人も多いと思います。しかし、会社を辞めて起業すると、安定した収入が得られなくなるため、失敗しないためにも起業に必要な知識を身につけておくことが重要です。

そこで今回は、起業に必要な知識である4つの知識について解説します。

起業に必要な知識とは

起業に必要な知識とは

勤務年数に応じて給料が増える年功序列の会社が多いため、社員の中には「起業して給料を増やしたい」と起業を意識する人もいます。また、働いているうちに、会社の方針に疑問を感じたりやりたいことが見つかったりして起業を意識する人もいます。

しかし、「起業する」というと簡単に聞こえるかもしれませんが、起業することはリスクを伴うので注意が必要です。例えば、今勤めている会社を退職して起業する場合は、安定した収入が0になります。

そのため、起業したにもかかわらず、軌道に乗らなかった時は失敗して路頭に迷う可能性があります。そうならないようにするためにも、安易な気持ちで起業するのではなく、起業に必要な知識をしっかりと身につけてから起業することが重要と言えるでしょう。

起業に必要な4つの知識

起業に必要な4つの知識

会社に勤めながら副業として起業する場合は、安定した給料を得ながらの起業であるため、会社の給料を失うような失敗をしない限りはリスクが低いと言えます。しかし、ほとんどは退職後に起業するため、起業に必要な知識を身につけるなど、リスク管理を徹底しなければなりません。起業に必要な知識は以下の4つです。

  • 起業分野の知識
  • マーケティングの知識
  • 会計の知識
  • 法律の知識

それぞれの起業に必要な知識について詳しく見ていきましょう。

起業分野の知識

1つ目の起業に必要な知識は起業分野の知識です。起業分野の知識とは、業界動向や顧客の志向などです。起業を考えている業界に同業他社が多い場合には、業界の需要が高いことが分かりますが、供給が多いと1社あたりの利益が少なくなる可能性が高いと言えます。

反対に、起業を考えている業界に同業他社が少ない場合には、業界の先駆者になれるため、利益を独り占めできる可能性が高いですが、そもそも業界の需要がない可能性もあるので注意が必要です。そのため、起業する際には、いきなり起業するのではなく同業他社についてしっかり調べておくことが重要です。例えば、同業他社の販売プロセスや広告戦略・価格設定・口コミなどです。

成功している場合にはどこに成功の秘訣があるのか、失敗している場合にはどこに失敗の原因が潜んでいるのかを分析します。同業他社の真似をしても成功するとは限りませんが、起業のリスクを抑えることにつながるでしょう。

マーケティングの知識

2つ目の起業に必要な知識はマーケティングの知識です。起業の際は、誰に・何を・どこで・いくらで売るのか、どのやって広告していくのかなどを明確に決めていく必要があります。それらを明確にした上でビジネスモデルを構築していきます。

例えば、料金設定が安い大衆食堂が人気のエリアで、高級フレンチを展開しても需要は期待できません。もし、そのエリアにこだわる場合は、手軽なフレンチを楽しめるコンセプトに切り替える必要があります。また、エリアにこだわりがない場合は、エリアを見直す必要があるでしょう。

価格設定が安いと顧客の需要が高くなりますが、損益分岐点が引き上げられるため、会社の経営が厳しくなる可能性があります。反対に、価格設定が高いと損益分岐点が下がりますが、顧客の需要が低下して会社の経営が厳しくなる可能性があります。

価格設定は会社の売上に直結するだけでなく、一度設定すると簡単には変更できないので事前に同業他社の価格設定を調査することが重要です。また、その価格設定を実現するには仕入れ先も重要になるので、協力会社を見つけることも重要と言えるでしょう。

売れる仕組みを作るには広告戦略も重要です。例えば、テレビ・ラジオ・新聞・ネットなどです。昔は新聞折り込みの広告戦略は効果が期待できましたが、現在は新聞をとっていない家庭も増えているため、費用の割にあまり広告効果が期待できません。

SNSの利用者が多いため、ネット広告をうまく活用することが効果的ですが、広告宣伝費が負担にならないか考えることも重要と言えるでしょう。

会計の知識

3つ目の起業に必要な知識は会計の知識です。会計に関する知識を身につけておけば会社の経営状況がどうなっているか明確になるだけでなく、税務署との間でトラブルが発生するリスクを抑えることにつながります。そのため、貸借対照表と損益計算書の見方はしっかり覚えておいた方が良いと言えます。

貸借対照表とは、会社の資産と負債がどのような状況であるのかを表している書類のことです。貸借対照表は、右側が負債と純資産、左側が資産を表しています。起業する際は準備資金が必要です。

自己資金(純資産)が必要な資金に達していない場合には、銀行などからの借入(負債)を検討しなければならないなどの起業の流れが貸借対照表の右側では明確になります。貸借対照表の左側は、その準備できた資金を何にどのように使ったかが明確になります。例えば、パソコンや機材などの設備費用、残っている現金などです。

損益計算書は、それらの資金を使っていくらの売り上げが生じて水道光熱費・人件費などのランニングコストがいくらかかったか明確になります。いくら儲けたかを表しているため、赤字経営なのか黒字経営なのかを判断する重要な資料と言えるでしょう。

法律の知識

4つ目の起業に必要な知識は法律の知識です。日々暮らしているだけでも様々な法律に従う必要がありますが、起業するとなるとさらに法律に従わなくてはなりません。例えば、民法・会社法・労働基準法・税法・中小企業基本法などです。他に、景品表示法・不正競争防止法・特定商取引法・下請法などもあります。

なじみのある法律もあれば、起業して初めて知る法律もあります。違法を指摘された際に、「知らなかったので次から気をつけます」ということでは済みません。一度でも法に触れてしまうと、知っていた・知らなかったに関係なく法に則った裁きを受けることになります。

「弁護士や司法書士・税理士などの専門家と顧問契約を締結するので大丈夫」と、専門家に全てを任せるのではなく、経営者として最低限必要な知識を身につけてから起業するなど、危機管理能力を身につけましょう。

まとめ

まとめ

ただ単に「起業したい」という考えだけで起業しても、起業リスクが高くなるだけですが、起業に必要な知識を身につけることで起業リスクを抑えることが可能です。起業に必要な知識とは、起業分野の知識・マーケティングの知識・会計の知識・法律の知識などです。

これらの知識をしっかりと身につけてから起業すれば、起業リスクを抑えながら安定した起業ができるでしょう。

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